1959年、ソビエト政府の命令によりモスクワ第一時計工場は、アラームムーブメント2612を開発しました。
AS1475というスイス製ムーブメントを参考に設計し、
耐震機構などの改良を加えソビエト連邦初のアラーム時計シグナルが誕生しました。
アラーム起動時には、ムーブメントに仕込まれたハンマーが、裏蓋の内側のピンをたたき、
ジーという鈴虫の音色に近い音とバイブ機能で時刻を知らせてくれます。
当時は、マラトーチェック(トンカチ)というあだ名で親しまれていました。
モスクワ第一時計工場では、ソビエト最初のアラームムーブメント搭載の時計をシグナルと名付け、
国内のみならずドイツを中心にヨーロッパ各国へも輸出され人気を博しました。
アラーム時計シグナルは、上下2つの丸形のリューズ、
音の波長を表すアラーム針、
当時の独特のダイヤルが特徴的です。
シュトゥルマンスキー”シグナル”誕生
現代に蘇ったシグナルは、この特徴を完全に再現し、
貴重なアラームムーブメント2612を見ることができるように一部をスケルトン仕様になっています。
※スケルトンが半円なのは、上部にハンマーが叩くピンを設置しているためです。
裏蓋には、シュトゥルマンスキーのロゴと、ロシアムーブメントの歴史-1959年に初のアラーム時計シグナルが誕生と刻印されています。
フェイス部は、当時のダイヤル部を立体的に再現しています。
フェイス上には、シグナル、18石、シュトゥルマンスキー、
モスクワ第一時計工場、ロシア製と書かれています。
世界限定30本のみです。
腕時計販売サイト コスモナートでは、人気のメンズ腕時計を多数取り揃えております。 気になる商品などございましたら、お気軽にお問い合わせください。